子どもが間違えをしたら

子育てに関する考え方

先日、仕事から帰宅するとなにやら気になるものが置いてあった。

ハンカチがはさみで切られている。(妻の)

おそらく、これは下の子(年長の男)の仕業だな!とピンときた。

きっと工作をしていて、欲しかった材料がハンカチの切られた部分なんだろうなと。

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さて、みなさんはどう対応しますか?

我が家はこういったことに寛容というか、良い面を捉えるようにしています。

妻「ねぇ、見た?」

私「見た見た!きっと何かの工作に使ったんでしょ?」

妻「そう!何だと思う?」

私「・・・・この形からすると、マント?」

妻「正解!よくわかったね!」

私「形からね。」

妻「今ハマっているアニメのキャラクターを再現するのに欲しかったみたいだよ!」

私「なるほどね。」

妻「お気に入りだったのに・・・。」

と、夫婦でこんな感じの会話をし、本人には材料が欲しい時にはちゃんと伝えることと諭し、特にお咎めなし。

なので、私も特に話はせず。

たぶん、反省しているはずだから。(今までも大体こんな感じで大丈夫でした。)

でも、気になったので、どんなことがしたかったのか尋ねてみると。

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フィギアは違いますが、イメージはドラゴンボールのピッコロだったそうです。

でも、ハンカチでは上手くいかなかったそうで、結局折り紙で作ったとのこと。

だったら、まず折り紙を先に試せ~!って感じですね。

でも、聞かなくとも何となく、理解できます。

マントを再現するなら、紙よりも布ですね。

あのヒラヒラ感がでるから。

こんな風に、我が家では過ちをほとんど責めません。

むしろ、良い面にフォーカスします。

①アイディアが良かったこと

②上手に仕上がったこと

③自分で創り出そうとしたこと

このような成長の種を蒔くことができたことの方が大きいと考えるから。

確かに、はたから見ると無断でハンカチを切り取るなんて!と思うかもしれません。

でも、知らなかっただけ、そしてやってみたかっただけ!

子どもにはそこまで悪気はないんです。

だから、良かった所を認めてあげて、そして、良くなかった所だけを諭すように話す。

「君のアイディアや創り出す姿勢は素晴らしい!でも、欲しいものがある時には相談してね!」

こう伝えるだけ。

ハンカチが切られたこと(一時的な損失)は大したことない。

子どもの良さを引き出すことができれば、将来の成長につながるはず。

と考えているので、子育ては長期投資だと思うのです。

そんなことでは、また同じ過ちを繰り返すのでは?

そう考える方も多くいるでしょう。

過ちはこれからも犯すでしょう。

でも、今回と同じようなことは繰り返さないと思います。

なぜなら、今回は傷つけようとか困らせようとしたのではなく、純粋に自分の思いを表現する手段だったから。

代替手段「欲しい時は相談して」と教えてあげたので、きっと次からは相談しに来ることでしょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。