先日、母子のやりとりを見ていて思ったこと。
小学生の娘が友達と遊ぼうとしてもなかなか自分の意見を受け入れてもらえない。
そこで、母にそのことを訴えに来ていました。
母はちょっと子どもとの距離を置きたい状況だったようで、冷たい対応。
自分で何とかするべきだ!と突き放すわけですね。
でも、実はその少し前から母親に絡んでいたんです。
そのたびに、母から友達と遊んでくるように促される。
でも、うまくいかずにイライラが溜まっていく。
そんなイライラを母にぶつけるという構図でした。
でも、母も余裕がなく、イライラしてつぶしにかかります。
そうなると子どもはもう泣き叫ぶしかない。
母曰く、最近ちょっと自分の意見が通らないとすぐこういった態度になることを嘆き、これも乗り越えるべき経験だという。
もちろんそういう見方もあるかもしれないが、自分はちょっと違う見方をしていた。
母から安心できる言葉が欲しかったのでは?
実際、大泣きして母との押し問答を繰り返し・・・・落ち着いた。
その後はケロッと友達と一緒に遊ぶ。
やっぱり母親にしかない子どもを包み込むような安心感ってあるような気がするんです。
父親の遺伝子を受け継いでいるとはいえ、なんだかんだで母のお腹から生まれているわけです。
子どもにとって、母から受容は心を安定させる何にも代えがたい魔法のようなもの。
ただ、人間、だれでも余裕がない時には優しくなれないもの。
だけれども、この場合はちょっとだけ優しく接してあげるとよかったんじゃないかなぁと。
つまり、「そうかそうか、悲しかったんだね。じゃあちょっとだけママとお話して気持ちを充電しようか?」なんて声掛けができたら、子どもも安心して次の何かを頑張ろうという勇気が湧いてくるんじゃないかと思うんです。
そんな気持ちの余裕なんてないよ!子育ては大変なの!
ってママさん達の怒りの声が聞こえてきそうですが、確かにその通りです。
だから、やっぱり父親の育児参加って大事なんですね。
って結論です!
ママさんが一息つける時間だったり、子どもから離れて自分のやりたいことをやれる時間だったり、そういったものを作りだしてあげるのが、父親の大事な役目の一つであると。
そうすることで、ママさんにも余裕ができ、子どもにもよい環境になっていく!
私も意識しています。
日常生活だったら、お風呂に子ども達と一緒に入ることで、母はゆっくり一人で湯船に浸かれる。
歯磨きなども、子どもに一緒にやろう!と声掛けすることで、母の手があく。
読み聞かせをする。トランプなどのカードゲームで遊んであげる。
などなど。
小さな事かもしれませんが、日々の生活で子どもの相手をする時間っていろいろあるんですね。
もちろん、子ども達がテレビを見ている間に炊事・洗濯を担うこともあります。
というわけで、今回は何気なく思ったことを綴ってみました。
気が付けば100記事を超えていました。
いつも見てくれている方々がいるようで、嬉しいです。ありがとうございます!
これからも、出来る限り続けていこうと思いますので、時々見に来てください!