子どものために作った時間。さて何をすればいいか分からない!

子どもへの声掛けテクニック

ちょっと前に、友人からこんなことを言われました。

 

「ちっちゃい子って、どうやって接したらいいか分からないんだよね。」

 

近寄ってきて話しかけてくる子どもに対して、どのようにリアクションすればいいか困惑の表情。

素直に返せば面白くないし、かといってふざけるのも苦手なよう。

 

でも、子どもは嫌いじゃないから彼なりに試行錯誤していました。

 

 

このように、子どもとどう接していいか分からないって方いると思います。

仕事柄子どもと接する機会が多い自分でも、初めて接する子で上手く対応できないなぁと感じることもあります。

 

今回はその友人に答えを求められたわけではないので、伝えることはしなかったのですが、もしこういった子どもの相手をする、もしくは子どもと遊ぶ場合には、接するうえでのコツがあると思っています。

 

これは、教育とかそういった観点ではなく、単に子どもと一緒に過ごすときにどうしたらいいかな?と思った時に拠り所にする考え方です。

 

そのコツはいたって簡単。

「何かを共有する」ことです。

 

 

「ねぇねぇ、〇〇って知ってる~?」って聞いてきたら、とりあえず知っていても知らなくても〇〇の話題について掘り下げてみる。

「知らないなぁ。もしかして✖✖のこと?」

「知ってる!この前見たよ!かっこいよね~?」

「〇〇知ってるよ!じゃあ、△△も知ってる?」

というように、返事をしつつ疑問符をつけてれば、会話が続いていきます。

子どもの「知ってる?」は大抵話を聴いて欲しい場合がほとんど。

質問を交えながら聴いているだけでいいんです!

(ただ、長いとちょっと疲れる・・・。)

 

 

また、子どもが興味をもったことを一緒にやるというのもいい!

「しりとりしよう!」

「かくれんぼしよう!」

「サッカーしよう!」

「おにごっこしよう!」

「〇〇やって!」

などなど、できるものは時間の許す限り一緒にやる。

たとえ描くことだったり、ジグソーパズルであったり一人でやるものだとしても、一緒にいて付き合ってあげる。

 

 

いずれにしても、盛り上げよう!とか、楽しませよう!とか、そういうのはおいといて、まずは目の前のことを「共有する」ことが大事だと思います。

なぜなら、そうやって付き合ってもらえた経験は、子どもにとって特別なひと時として記憶に残るから。

 

人はすべての記憶を残しておくことはできません。

だから、インパクトのある具体的な出来事は覚えていますが、その他は印象しか記憶に残りません。

その印象は一緒に居てくれたことが最も大きいんです!

(人間はだれかとつながっていないと生きていけない動物だから。)

 

 

だから、子どもとの時間を作るなら、まずは「何かを共有する」ことを意識すればいいんです。

そして、その経験は子どもの心の安定の土台を築いていきます。

 

 

最後に注意点が2つ!

  • なるべく好きなようにやらせてみる!
  • いちいち口を出さないこと!

 

子どもの視点から見て見ると、せっかくの親との時間。

忙しい中、やっと遊んでもらえる時間。

そんな貴重な時間なのに、制限が厳しく、好きなことができなければ結局嫌な体験になってしまいます。

また、やることやること、いちいち指図されたり注意されたりするもの同様です。

 

 

ちょっとイラっとしても、ちょっと危なそうだなと思っても見守りましょう!

できることなら、肯定的な声掛けで満たしてあげると最高ですね!

「なるほど。」「へぇ。」「すごいね。」「綺麗だね。」と、言うだけ。

 

「何かを共有する」

これは小学生の低学年くらいまでの間のほんのちょっとの時間です。

大事にしていきましょう!

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

ご意見、ご感想などいただけたら嬉しいです。