先日、教育は種を蒔くことだという話をしました。
何か例えがあったらいいかなと思って、我が家の例を紹介します。
初めに断っておきますが、これが良いとか、素晴らしいというつもりはありません。
あくまで、種まきをしておいたら芽がでましたよという事例です。
数年前から、子どもの教育や成長に良いと思って、我が家に「将棋」を導入しました。
①初めの種まき
あれは確か、上の子が6歳くらいの時。(今は9歳)
ちょっと興味を示してもらえましたが、長続きはせず。
こまの動かし方も完全に覚えてはいませんでした。
でも、ここで強制はせず興味をもてなかったら仕方ないとわり切る。
②その後
声をかけるとちょっとその気になって一緒に将棋を指すこともありましたが、やっぱり興味は持てない様子。
③2回目の種まき(1年くらい前)
お風呂に駒の動かし方の紙をパウチして貼ってみた。
すると・・・。
弟君が興味をもち始める。
すると・・・。
ちょっと知っているお姉ちゃんが弟君に教え始める。(大して知らないのに。)
すると・・・。
ちょっとやってみよう!ということになった。(兄弟対決)
しかし、やっぱり数日で飽きてしまう。
まあそんなものですよね。
④そして芽が出る!
何かのきっかけで将棋をやりたい!と言い出した弟君。
「じいちゃんに教えてもらえば?」と返すと、「うん!やる!」と実家へ。
やっぱりじいちゃんには全く歯が立たなかったようだが、すっきりした様子。
⑤図書館で・・・・。
将棋の本を借りてくる。
普段、活字なんてあまり読まないヤツがなんと!
ぶつぶつ言いながら将棋についての文章を一所懸命に読んでいるじゃないか!
自分で学べるということを知ったようです。
まあ、例えばというには大したものじゃなかったと思いますが、こういった考えをすることって大事じゃないかな?
小さい頃の子どもの吸収力は、半端じゃない!
どんどん知識は増えるし(好きなものは)、どんどんできるようになるし(すきなものは)。
だから、好きになるように「種まき」をしてあげる!
これが親や教育者に必要なんじゃないかなと。
我が家は、小さい頃から公園の遊具、ボールなどの器具に慣れ親しんできたので、運動は好きだし、どちらかと言うと得意な方だと思います。
体験することを大事にしてきたので、知識や好奇心も結構ある方だと思います。
今しかできない「種まき」
どんな花が咲くかはわかりませんが、そういった考えをもって取り組んでみてはいかがでしょうか?
最後までお読みいただき、ありがとうございました。