「持つべきものは友」
なんていうことわざがありますが、最近ではあまり使わないような感じがします。
あまり困ることが無いからでしょうか。
それとももうこの年になって、若い頃困ったことを忘れてしまったのか・・・・。
とはいえ、「持つべきものは友」だなぁという経験をした方もいると思います。
さて、どうしてこんな話題から入ったかと言うと、タイトルにもあるように、〇〇の部分には違うものも入るのかなと思ったからです。
我が家の例で恐縮ですが、先日私の母がこういったのです。
「持つべきものは孫ちゃんだぁ」
実は、私の母、骨折をしまして、しばらく我が家で生活しているんです。
そんな中、小3の娘がお風呂を一緒に入ってくれたり、着替えを手伝ったりしてくれます。
我々としては、食事の準備や実家の母の抜けた手伝いもあり、母への介助の手が回らないこともあります。
そんな中、子ども達が手伝ってくれる状況は本当にありがたい。
そして我々大人が手伝う方が効率もいいだろうけれど、母にとって孫に優しくされるという事は最高の喜びじゃないかなと。
そういった中でぽつりと出たのが、「持つべきものは孫ちゃんだぁ」という呟きだったのでしょう。
核家族化が進み、祖父母が近くにいない家庭が多いと思います。
そんな状況下では、祖父母と孫が仲良く過ごすことが難しくなっているような気がします。
以前、「親孝行の形」という記事でも書いたので、内容が重複しているとは思いますが、やっぱり祖父母との交流は絶対あった方がいいと思います。
自分達だけで生きてこれたわけではない。
人は助け合って生活している。
命はつながれてきている。
そして、今生きていることの「有り難さ」も感じることができる。
そう、子育てにおいて、祖父母との付き合いや交流というのも大事な要素になってくると思っています。
そういった意味では、我が家はうまくいった方だなぁと実感します。
小1の息子もじいちゃんが大好きで、じいちゃんも孫とよく遊んでくれます。
母が「じいじと孫が遊んでいるYouTubeなんかいいんじゃない?」というほど楽しく遊んでいることもあるくらい。
今回の母の呟きで、我々夫婦としては、子ども達の面倒を見てくれて大助かりだと思っていたけれど、祖父母にとっては孫たちは楽しませてくれたり、助けてくれたりする存在なんだという側面もあるんだなと気付かされました。
自分たちも、こんなおじいちゃん、おばあちゃんを目指したいなぁと思った出来事でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。