子どもと一緒にお風呂に入ることができるならば、それはめちゃくちゃ大事な子育て投資の機会です!
と、私は勝手に考えてます。
そして、子どもの年齢によってその時に必要な成長の種は違うので、今回は幼少期にやってきたことを紹介します!
その前にまず、簡単に予備知識として自己紹介。私は2児の父です。
子ども2人とも、沐浴の時から自分がお風呂を担当してきました。(できるだけ)
初めは、妻をちょっとでも子育てから解放させてあげたい!とか、やっているうちに子どもが可愛くなってきたのでお風呂は自分が!という感じでずっとお風呂に入れてきました。
今回の幼少期はそんな生まれたての赤ちゃんではなく、歩けるようになるくらいの年齢から4歳くらいが対象のイメージです。
さて、そんな幼少期のお風呂での成長機会というのは、ずばり「水の楽しさを味わわせてあげる!」ことです。
なんだ、そんなことか!と思わないでください。これって結構大事なんですよ!(と私は勝手に思っています。)
もし、「夏の暑い日でも水遊びくらいならいいけど、我が子を絶対プールに連れて行かない!」(親である自分がプール嫌いだからなど)と、完全に濡れること否定派であれば今回の内容は全く役に立ちませんが、プールや海など水に触れる機会の多いこの国において、水に慣れておくとプラスになることは多いと思います。
幼稚園や保育園、小学校でもプールはあるので。
では本題です。
水の楽しさを味わうには、お風呂が一番!
水を好きにさせるには、何と言っても楽しさを重視すること。だから、お父さんが一緒に入るのがうってつけ!
偏見かもしれませんが、子どもに遊びという名の楽しさを教えてあげるのは父性かなと思ってます。
自分たちの子どもの頃を想像してみると、ふざけることや下らないチャレンジをするのは、十中八九、男子じゃなかったですか?
実際に、自分も子どもと「ふざける」ことによって、こんな一面が自分にあったのだと!気づかされました。(わりとおちゃらけるのは恥ずかしいと思って生きてきたタイプでしたので。)
「おもちゃいらず!これで水も怖くない!お風呂で水慣れ・水遊び!」
子どもがプールを嫌がる。
水に顔を付けるのを嫌がる。
そんな子も、ちゃんと水の楽しさを味わわせてあげれば、きっと水が好きになります!
いきなり顔にかかったら嫌になってしまうことがあるので、まずは水の特性を楽しむところから始めます!
そして、たくさんのお風呂グッズなんてものも必要ないです!あっても1つや2つで十分!
むしろ、ありすぎるとお風呂グッズで遊ぶのに夢中で、水の特性を楽しめないなんてことにもなりかねません。
①物が浮かぶ楽しさ
最初に味わうことは「モノが浮かぶ」楽しさ!
浮かぶものは何でも浮かべて楽しむ!
今は100均でもいろいろ手に入りますが、ペットボトルやマヨネーズの容器でも十分楽しめます。
食品のトレイだったり、牛乳パックだったり、風船だったり、今日はコレ、明日はコレというように新たなものを導入することで、知的好奇心もくすぐります。たまに沈んでしまうゴム製のキャラクターもののフィギアなんかもいれると面白い。
そしてそのうち、子どもの方から「これは?」と提案があるかもしれません。
もしそうなったら、凄い成長ですよね?
だって、「これは?」の先は「これも浮かぶかも?」という試してみようという探求心の現れですから。
②入れたり出したりする楽しさ
ペットボトルなどの容器を使い、水を自由自在に入れたり出したりして楽しむ!
プラスチックのコップも導入すると遊ぶ幅が広がります。
コップがあると、ままごとっぽいことも可能です!
水を出し入れすることで、自然と水の性質を学んでいけるんですね。
当たり前ですが、容器を傾けると水がこぼれ落ちていく。大人にとっては当たり前すぎる事実で疑問にも思いませんが、子どもにとってはまだまだ未知の現象。
だから、心行くまで楽しませてあげる。
コップやペットボトルにお湯を入れて、手にかけてあげたり、肩にかけてあげたり。
そんなことでも喜んでくれます。
③水でふざける楽しさ
さて、慣れてきたところで少しアクティブな楽しみ方。
この辺りから父性を発揮することができるかもしれませんね。
水面をたたいて水しぶきをあげたり、水をかけたり、水鉄砲で遊んだり、水でふざけて楽しむ!
水鉄砲は、先ほどのペットボトルやマヨネーズの空の容器の蓋に小さな穴をあければ、もうそれだけで立派な水鉄砲になります!
市販の水鉄砲よりも豪快に水が飛び出して面白いと思います。
市販の水鉄砲もいいですが、チョロチョロかかってもくすぐったいだけじゃないですか?
それよりもペットボトルやマヨネーズの容器の方が給水も簡単、飛ぶ勢いもいい!かかっても爽快!(と、私は勝手に思っています。)
ここで、少しだけ顔にかかることに慣れておくといいです。
次のステップに進みやすいから。
ふざけてテンションが上がっている状態だったら、多少顔にお湯がかかったり、目に入ったりしても、笑って勢いでごまかせます!
子どもって雰囲気に大きく左右されますからね。こういったちょっとした困難を笑って乗り越えることも、成長につながると思いませんか?
④顔を洗う
ここからは、遊びというよりも技能に近いです。
が、やっておくと次のステップにつながります!
⑤水の中でブクブクと並行してやるといいです!
湯船に浸かりながら、両手で顔を覆うようにして顔を洗って楽しむ!
顔に水がかかっても平気になると、さらに楽しさが倍増です。
怖がるようであれば、コップやペットボトルでお湯を飲むふり(口や鼻の周りにかけるように)を見せてあげ、真似させてあげると顔にかかる恐怖感が少しは和らぐかもしれません。
そうやって少しずつ顔にかかる感覚にも慣れさせていくといいです。(顔が怖ければ、後頭部からお湯を流してあげ、肩より上にかかる恐怖を少しずつ取り除いてあげるのもいいようです。)
⑤水の中でブクブク
いよいよ、遊びと言うより技能。④の顔を洗うと並行してやるといいです!
口を潜らせて、口からブクブクと息を吐きだす。
鼻まで潜らせて、鼻からブクブクと息を吐きだす。
両方ともできるようになると・・・・プールで遊ぶようになったときに役に立ちます!
「何と言っているでしょうか?クイズ」にすると楽しんでやりますよ!
おすすめです!
⑥潜る楽しさ
最後は潜る楽しさ!
夏にプールに行くのに合わせて、お風呂で挑戦するといいでしょう。
潜れることで、水の中での自由を手に入れられます。
⑦番外編
クリアトレイ(透けているもの)を浮かばせると、水中が綺麗に見えるので面白がりますよ!
大事なポイントは「あせらずゆっくりと」
水が嫌いな子は、「嫌だなぁ」という想いでいっぱいです。
少しずつ「楽しいなぁ」という体験を積み、「もっとやりたいなぁ。水って楽しいなぁ。」という想いで満たしてあげてください!
一緒にお風呂に入って遊んであげてください!
一緒に楽しんでくれる人がいた方が嬉しいですよね!より楽しく水遊びができます!
その子育てに投資した時間は、きっと子どもの成長にプラスなるはず!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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