怒りたくなる場面で・・・・。一工夫?

日常の何気ない話題

日常の何気ない話題です。

 

先日、息子(年長)が夕食後にアイスが食べたい!といって冷凍庫からアイスを持ってきた。

 

ソファでくつろいでいた母と姉がいるところまでいって、「ねえ、食べていい~?」と聞く。

 

母・姉「だ~め!」

 

息子「ねぇ、いいでしょ~!」

粘る息子。

 

姉「ちゃんとご飯を食べなよ!」

野菜が多い食卓だったので、いつもより、食べる量が少なめだったから、その穴埋めとして食べようとしていると察知。

 

母「今日は、おやついっぱい食べたでしょ。しまってきて!」

母、受け付けず。

 

 

 

「食べたい!食べたい!」

まだ、粘る息子。

 

 

母「だめ、しまってきなさい!」

姉「アイスが解けちゃうでしょ!」

揺らがず。

 

 

これを数回繰り返す。

すると・・・。

 

 

「やだ。」

食べたいから、やだに変化。

どうやら、食べることは諦めたが、少しでも爪痕を残そうと必死に抵抗している模様。

 

 

姉「アイスが解けちゃうって言ってるでしょ!しまってよ!」

息子「やだ」

なるほど!

自分の想いが通らないなら、せめてその分を相手に何かやらせないと気が済まないという感じか!

アイスを放っておいて知らんぷりを決め込んでいる。

 

 

母「食べられなくなっても、知らない」

姉「やだやだ!ちゃんとしまって!早く!」

母、あきれ顔。

姉、怒り始める。

 

 

この後も押し問答が繰り返される・・・・。

 

 

兄弟ゲンカ?って、ヒートアップしてくると親もイライラしてきます。

いい加減にしろ!って。

 

 

この間、台所を片付けていた自分は一部始終を全部見守っていた。

見守っているつもりだったが、やっぱりイライラしてくる。

 

 

でも、自分は「こら~!」とか怒鳴ったりはしないようにしている。

さて、どうしてくれようか?

と、ふと思いついた。

 

 

今回は、「食べるのを諦めて片付ける」ことがゴール。

「食べるのを諦める」はできたが、「片付ける」ができていないだけ。

 

 

できないことならば、手伝ってあげよう!

「片付ける」ことを。

 

 

というわけで、自分がアイスを「そんなに嫌なら父ちゃんが片付けてやる!ただし、どこに片付けるかわからないからね!」

っとちょっとイライラした感情が出てしまった。

とりあえず、アイスを台所へ

 

 

息子「・・・・・。」

母「・・・・・。」

姉「・・・・・。」

 

 

収まったか?

台所の片付け作業を始める。

 

 

でも、これじゃあ息子くん。

わがままで「片付ける」ことを放棄したわけだからなぁ、と考え・・・・。

 

 

良いことを思いついた!

できないなら、手伝う。(本当はできるけどね!)

でも、本当はできるのにやらないなら・・・・。

じゃあ、その分は痛い目にあってもらおう!

どこに片付けるかわからないからね!といったので。

 

 

 

食べちゃいました!

お腹の中に片付けちゃいました!

 

 

自分のその様子を見た息子。

「・・・・・。」

してやられた!という顔。

 

 

さて、これで彼の中にも選択肢が生まれたわけです。

片付けるべき時に片付けをしないと、二度と戻ってこないものもあると。

これで勉強になってくれればいいですね。

 

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

ご意見、感想などいただけたら嬉しいです。