先日、ある親子の様子を見ていて思ったこと。
それは、一見すると何でもない親子のやり取りだったのだけれども、何かが気になった。
普段なら見過ごすところが、気になったのでちょっとだけ観察。

母「ねえ。ごはん食べる?」
子「・・・・。」(何か他の物を物色中)
母「ほら、美味しいよ!」
子「うん・・・。」(他のことに気を取られて、返事が上の空)
母「ほら、あ~ん。」(スプーンで食べさせる)
子「・・・。(もぐもぐ)」(一応口をあけて食べるが目線は別の所)
子「ねぇ、これ食べたい!」(お菓子を見ながら)
母「もう、ご飯食べなよぉ。」(子どもは結局お菓子を食べる)
これは・・・。
親子で会話をしているようで、まるでしていない!
母の問いかけに子どもは、「反応せず」。
でも、母の指示には何となく「従っている」。
さらに、母の問いかけに対して答えずに、「自分の要求を伝えてくる」。
そして、親子の目が合わずにやり取りが進んでいく。
きっと気になったのは、自分でも気が付かずにやっているかもしれないと思ったからだろう。
本を読みながら、パソコンで作業をしながら、子どもに話しかけている時があったような。
もちろん、いつもいつも顔を突き合わせて会話をしなければならないことはない。
家族であれば、分かり切ったことを話しかける場合には、いちいち近くに行って目を見て、なんてことはしない。
でも、食事の時間にちゃんと食べさせようと思ったら、向き合って話をするべきかなぁと思ったんです。
まずは、食べる?という質問に答えさせる。ちゃんと目を見て。
答えるまで、しつこく質問してもいいかも。
毎回しつこくしたらイヤになってしまうけれど、ちゃんとやらせたい時の質問にはちゃんと答えるというスタンスは当たり前だと思って欲しいです。
子どもが食べたくないと言ったら、どうしてなのか理由も言わせる。ちゃんと目を見て。
今回は、あからさまにお菓子が食べたいという欲求が見え見えなので、きっぱり「ご飯を食べてから。」と対応してもいいような感じがしました。
自分も改めて子どもとのやり取りを振り返ってみます。
一番気になったのは、目を合わさずにやり取りが進むこと。
ちゃんと、目を見て話しているか。
大事なことだと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。