以前、初めてのお手伝いに「運ぶ手伝い」を紹介しました。
「洗濯物干し」のお手伝いは、運ぶお手伝いとくらべると、失敗が少ないのでいいですよ!
そして、洗濯ばさみを使ったり、服を伸ばしたりするので、指先を良く使います。
ですので、お手伝いをするというよりも、そういった「技能面で経験しておく」という点では、絶対おすすめです!
ただ、前回の「運ぶ」と比べて時間がかかるというデメリットがあります。
大人がやった方がはるかに早く終わるということ。
だから、始めはお手伝いというレベルではないので、根気よくお手伝いに誘って、上達を待つしかありません。でも、時間をかけただけの効果はあると思います。
我が家は、4歳くらいでお手伝いをお願いし始めました。
子どもでも手に届く高さに干せるものがあるので、それにかけてもらいました。
洗濯ばさみに靴下を干すとかから始めましたが、勝手に興味をもってハンガーにもかけてくれるようになります。
初めは、裏返しでもいいし、ちゃんと掛かってなくてもいいし、たまにやってくれればいいし、とりあえず手伝ってくれたことに感謝を伝えましょう。
ここが大事です!
ここでも、大事なポイントは、「役に立つ喜びを感じさせる」ことです!
役に立つ喜びは「貢献感」を芽生えさせてくれます。それは、誰かのために頑張る気持ちであったり、他者の気持ちに共感する心の土台にもなります。
たかが、「お手伝い」かもしれませんが、その「お手伝い」も捉え方で子どもの成長に大きく影響すると思います。
今!
だけ見ると、きれいに干すことはできないし、時間はかかるし、毎回手伝ってくれるわけではないし、なにより親が思っているデキ具合でないのに「ありがと」を言わなきゃいけないし。
本当にデメリットばかり。
でも、そのデメリットだけを見るのではなく、将来の子どもの「貢献感」を育てることにつながると思えるのであれば、時間はかかるかもしれませんが、子どもと一緒に「洗濯物」を干してみてはいかがでしょうか?
最後までお読みいただき、ありがとうございました。