ほとんどの家庭で、子どもがテレビやYouTube、ゲームなどに費やす時間について悩んでいませんか?
我が家はゲームがないのでまだましですが、それでも何も手立てを打たないと、延々と見続けられるのが子ども。
特にYouTubeは強敵ですね。
大人の自分でも、エンタメ系の動画を見だすと次々にクリックしたり検索したりすることがあるのでよくわかります。
が、時間はそこそこ気にして、ここらで止めとこ!ってできます。
(もともと、自分がエンタメ系にそこまで興味があるってわけではないからということもありますが。)
それが、子どもになると本当に、ずっっっっっっっと見てられるんですね。
凄い集中力!と初めは驚きましたが、最近では逆の考えになりました。
長時間の視聴は、思考停止状態に刺激を受け入れて過ごしているだけに近いと。
いやいや、そんなのテレビの視聴時間を制限すればいいだけじゃない!
テレビやゲームは一日一時間!
そんな家庭も多いでしょう。
それで、うまくいけばいいんです!
でも、うちは、そこまでうまくはいかなかった!
我が家がうまくいかなかったのは、いくつか理由があります。
その1
「テレビやYouTubeの視聴に関して、子ども達に委ねていた」
そりゃそうですよね!
小学校2年生と年長さんの子ども達が、自分たちで「もうやめとこ!」って出来るわけないですよね。
できるようにならないかなぁって、いろいろ試しながらここまでやってきたんです。
でも、やっぱりダメだという結論になりました。
その2
「一日〇時間という制限という観点がどうもしっくりこない」
曜日によっては、忙しいから見られないという日もあります。
そんな日でも、一日〇時間だから見なきゃ!って感じになるのがイヤだったんです。
見ない日は見ない!
というメリハリをつけたいのに、「今日はまだテレビ見てないの!」ってごねられるのも面倒。
かといって、今日見なかった分は明日二時間ねっていうのもなんか違う。
というわけで、一日〇時間(分)と決めた時期もあったんですが、やっぱり断念。
こっち(親)の管理が面倒だし、グチグチ言われるのもヤダ。
その3
「制限をかけないことの弊害で、兄弟ゲンカ」
時間制限がないということは、テレビの取り合いになります。
特に兄弟で。
うちの場合は、そこまで酷くなく、二人で順番ね!という風に自然となりましたが、時折見るもので争いがおこります。
めんどくさいですね。
また、一人で見るより二人で見る方が長くなるような気もします。
二人で盛り上がると、次はコレ、次はコレと、どんどんエスカレート。
結局、親が「もうやめなさい!」と言わなきゃいけない。
もちろん、なかなかやめられないので、いい加減にして!っと怒る。
子どもにとっては、そんな風に言われるのも嫌だし、途中でやめるのも嫌。
お互いがいい気持にならないんですね。
その4
「テレビ(YouTube)見ていい?と聞かれるのがイヤ」
本を読んでいい?なんて、普通は聞いてきませんよね?
家で。
それと同じように、できればテレビ見ていい?YouTube見ていい?って聞かないで欲しいなぁという考えをもっています。
どうも、「~していい?」という言い方自体に、主体性の無さを感じてしまう。
本当なら、見たきゃ見りゃいいし!聞くな!っという感じにしたいんです。
だから、これは理由その1とほぼ同じですね。
考え方の問題でした。
皆さんの家庭では、どうしているんでしょうか?
こんな風にやってます!
こうやったらうまくいった!
などなど、いろいろなやり方があると思うので、是非教えてもらいたいです!
まあ、そんなこんなで現在はというと・・・。
とある本からヒントを得た「チケット制」を取り入れています。
(どの本だったかちゃんと覚えていないんだけど、確か「エッセンシャル思考」だったと思います。)
まだ初めてひと月ちょっと。
ひとまず上手くいっていると言える感じです。
参考までに紹介します。
テレビ&YouTubeの視聴ルール(原則)
- 毎日1枚もらえるチケットで30分好きなものを見られる
- チケットの使用期限はない(貯めておいて複数枚使うこともできる)
- チケットが使えるのは20時まで
- チケット1枚は50円と交換できる
- 30分読書をするとチケットを1枚ゲット
- 親が見せたいテレビ(ダーウィンが来た、サザエさんなどなど)は、親のチケットということで無条件で見られる
こうすることで、子どもに選択する余地が生まれました。
見ていい?から、見る!(チケット使う)に変わりました。
今見るのか?
本を読むのか?
他の事をするのか?
何をして過ごすのか。
子ども自身が、主体的に判断して決めている!
大事な時間をテレビやYouTubeの視聴に費やしてほしくないという想いがあったので、このような取組みに変えることによって、確実に視聴時間が減少しました。
もちろん、YouTubeも学習に役立つことがあるので全否定はしません!
そして、チケットが50円と替えられるというのも賛否両論あると思います。
これは、同時にお金の教育にもなるかなぁと思っているので、自分としてはアリかなと。
読書は自分への投資。
お金と同じくらい価値のあるものだから、チケット1枚分だよ!伝えています。
読書に時間を費やせば、テレビやYouTubeを見ている時間が相対的に減りますからね!
ちなみにチケットを換金した後のお金の使い道は基本的に子どもたちに委ねています。
それで大丈夫?
と言われそうですが、やっぱり制限をかけるのはなんだか性に合わないんですよね。
また、問題が起こったらそこで修正しようと思います。
今現在は、貯めたチケットを換金して、読みたいマンガを手に入れました。
この方法が良いかどうかはわかりませんが、結果的に視聴時間が減ったのは間違いないです。
また、このままうまくいくかも分かりません。
中学校、高校といくうちにこのやり方では対応できなくなることもあるでしょう。
ですので、これからも試行錯誤していこうと思います。
また、進捗状況を報告しますね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
出来れば、皆さんがどのようにしているか知りたいです!
情報交換ができれば、もっとより良い方法が見るかるかもしれません!
ご意見、感想などいただけたら嬉しいです。
よろしくお願いします。

我が家のチケット
左の2枚が子ども達に絵を描いてもらったチケット。
右が自分が作った手抜きチケット。
どちらも問題なく機能してます。