姉弟がいると、どうしても比べてしまいます。
たまに、姉弟で比べるのは良くない!なんて話を聞きませんか?
「比べちゃいけないのは分かっているけど、どうしても比べてあれこれ言ってしまうのよね~。」
っていうママさんの声を聞いたこともあります。
自分はどちらかというと、「比べる」ことに関しては、むしろ良いのでは?という考えをもっています。
なぜかというと、「比べる」ことで良い面も浮き彫りになるからです。
「比べた」あとに、欠点や課題を指摘するから良くないんだと思います。
もともと欠点や課題だってなんとなく子ども自覚している状態で、誰かと比べられて、ほらできてないじゃん!みたいな追い打ちをかけられる。
そんな比べ方が一番ダメージが大きいじゃないかな。
もちろん、欠点や課題に全く気が付いてないとか、そんな状態であれば、気が付かせてあげることも必要だと思います。
だから、我が子の出来ない具合、出来てない具合をいくら言ってもどうにもならない事も多いでしょう。
我が家の例だと・・・・。
この4月、小学生になった弟。
姉の2年間の生活を目の当たりにしているので、前日に準備を済ませる。
これは、姉の姿を見ていてのことなのか、もともと持っている特性なのか。
その辺りは分からないけれど、しっかりしている。
その反面、姉は入学してからほとんど変わらず。
前日に準備をすることは稀。
弟が準備をしていても気にせず。
ランドセルが転がっていても気にならないマイペースタイプ。
ところが・・・。
この状態が続くと、さすがに気が付き始めた姉。
ちょっとはやった方がいいと思ったのか。
それとも、姉としてのプライドなのか。
少し、自分から動いて準備をするようになりました。
(長く続けばいいなぁ。)
姉弟似ている所もあれば、違いもあって当然。
違いがあるからこそ、良い面もあるわけです。
いろいろと声をかけてもあんまり変わらなかった姉の2年間の行動。
それが、自分自身で弟と比べて何かを感じ取ったんでしょうね。
「育て方」という言葉もありますが、あまり適した言葉ではないような気がします。
「育つ環境整備」というニュアンスの方がいいかなぁ。
時には諭したり、教えたりすることも必要ですが、子どもが自分自身で気が付けるような環境づくりも必要かなと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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