前回、読み聞かせって子育てに役に立つよ!って記事を書きました。
まだ読んでない方は是非、こちから読んでね🎵
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【ブログ】やっていますか?読み聞かせ。もしやっていないなら、もったいない!
絵本の「読み聞かせ」って、ただ「絵本を読む」だけでも、子どもは十分楽しんでくれます!
でも、どうせならもっと楽しませてあげられたらいいなぁ、と思いませんか?
自分も楽しめたら、もっと子どもも楽しめます!
読み手ががちょっと仕掛けを作るだけで、子どもの喜ぶ表情や驚いた表情が見られるとしたらワクワクしませんか?
今回は、自分が実践してきた読み聞かせで子供を惹きつけるために駆使する基本テクニックを紹介します!
キーワードは3つ!
- ボリューム
- スピード
- タイム
たったこれだけ!
これだけで、他の人から見れば「読み聞かせ上手だなぁ」と思われます!
まずは「ボリューム」について。
これは声の大きさのことで、もっと詳しく言えば抑揚をつけるということです。
物語が進む中で・・・。
何か事件が起こった時には、少し大きめの声。
自分の主張を通すような感じができたらいいですね。
戦いの場面でも大きめの声。
趣味について熱く語る時のような口調にすると自分も楽しくなります。
疑問が浮かぶ展開では、ちょっと下げる。
アニメのキャラクターのようにちょっとお道化た口調で。
そんなぁ、〇〇のようになんて無理ですよ~って思うかもしれませんが、大丈夫!
ボリュームを調整すると、あら不思議。
雰囲気もそれに合わせるような口調に変わります。
声のボリュームは普段から生活場面に合わせて使い分けているので自然とそうなるはず。
そして2つめは「スピード」。
これは言うまでもなく「読む速さ」ですね。
物語を一定の速さで読むのではなく、変化を付けるだけで雰囲気が変わります。
物語の始めや終わりはゆっっくり読む。
あなたができる一番優しい声で読めたらいいですね。
急いでいるような場面では、もちろん早口で。
トイレを我慢しているときのように焦った様子で読めたらいいですねぇ。
あとは、ページをめくる直前にゆっくりと文字を読む。
そして、ゆっくりページをめくっていくという演出も可能です。
実はこれも自然とできてしまうことがあります。
1つめのボリュームを変えると自然と読む速さも変わることが多々あります。
そして、最後の「タイム」。
これは、間をとるということ。
これが一番意識的にやって欲しいことです!
なぜなら、読み聞かせは一方通行になりがち。
その一方通行から相互のやりとりに変えてしまうものがこの「間」なんです!
やり方は簡単。
文章を読むのを止める。
これだけ。
ただし、物語の切れ目にね。
例えば、場面が急展開するときには、文章の途中でも急に一旦止めてみる。
登場人物のセリフの後に止めてみる。(その後のセリフが気になる場合。)
この間を入れると、相手の反応をコントロールできるようになってくるんです!
聞き手は物語を知っている知らないに限らず、読み手のちょっと先を想像しながら聞いています。
そこで、ちょっとの間を入れて読むのを止めると、もちろん読み手の想像も足踏みします。
つまり、「続きはまだかな、まだかな」、と焦らすことができる。
聞き手の反応を見ることができるのです。
これができるようになると、本当に楽しくなりますよ!
余裕が出てくると、聞き手と目があって、「早く続きが聞きたいよ!まだ?まだ?」というように目をキラキラさせていることもあります。
終わりに、ちょっとだけ注意点を。
始めから全部取り組もうとすると、上手に文章が読めずにぎこちなくなってしまうので、少しずつ取り組んでいって下さい!
なぁんだ!楽勝じゃん!と言う方。
これがすべてできていれば、「読み聞かせ」上級者です!
応用編も書きたいと思います。是非見てください!
そして、読む本の選定ですが、子どもが読んで!というものにしましょう!
「ええ?また、これ?」というくらい同じ本を持ってきますが、それでいいんです!
読み手の練習にもなるので、飽きるまで頑張りましょう。
そして、「恥ずかしいと思うリミッター」は外しておきましょう!
聞いているのは我が子だけ。
文章を読み間違えてもそのまま進める。
間違っても子どもは気付かない場合が多い。
むしろ間違いに気が付いたら、よく気が付いたと褒めるポイントになる!
時間が許すだけ読み聞かせにチャレンジしてください!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!