こうやって人間は語彙を増やしていくんだろうなぁという出来事。
英語学習でも一番大事な環境は、英語をしゃべる環境があることだそうです。
日本語も例外ではなく、しゃべることで獲得してきた言葉が無数にあるわけですね。
間違っていもいいから、言葉を発してみる。
そして、違っていたら修正をする。
そうやって、使い方を学んでいくわけですね!
我が家では、先日こんなやり取りが。
学校での給食の話題になりました。
母「ねぇねぇ、今日の給食もおいしそうなメニューだったね!どうだった?おいしかった?」
息「おいしかったよ!あのね、あのね・・・・。」
※しゃべりたくてしょうがない。姉に先に言われたくないから焦ってしゃべろうとする。
息「あのね、コロッケがあってね!そんでね、横に野菜がね。え~と・・・・ぬれたキャベツ!」
母・私・娘「あはははははは!」
大笑いです。
確かに、濡れているけど、正確には茹でたですね。
一生懸命表現したところが流石です!
大笑いしてしまったのは、ごめんなさい!ですが、何もバカにして笑ったわけではないですし、それを分かってくれる息子君です。
ここは、丁寧に「茹でる」という言葉と意味を伝えます。
こうやって語彙を獲得していくんですね。
ところで、一日のうち、園児や児童が会話をする時ってどんな時?
園や学校で過ごしている時ですね。
その場合は多くは、友達との会話が主であり、先生との会話の量には限界があります。
先の例のように多くの場合は、指摘して修正する、意味を確認するということは稀でしょう。
もしあったとしても、友達に対して良くない言動をした時に注意をされる程度。
子ども同士の会話というのも、それぞれの持っている語彙の中での会話なので、なかなか知的な会話へ発展することは少ないです。
会話は、その中にちょっとレベルの高い語彙を持っている人が混じっていることが大事なんです。
だからこそ、親子でのコミュニケーションは子どもの語彙レベルに関係してきます。
語彙が増える。
↓
表現力、理解力が高まる。
↓
思考力が上がる。(人間は言葉で物事を考えるので)
ちょっと話題がそれましたが、何も我が子が頭脳明晰というわけではないです。
息子君はあまり本を読まないので、そんなに語彙力は高くないと思います。
でも、よく会話をするのでその中で「〇〇ってどういうワケ?」と意味を問うてきます。
(口癖で「ワケ」という言葉を多用します。面白いので、そのままにしておいてます。)
こうやって、自分よりもちょっと上の知識をアップデートしていっています。
忙しい中で、子どもの会話に付き合っていられないよ!
っていう状況もあります。
でもでも、そのコミュニケーションは将来の子どもへの投資です。
ちょっとだけそういった視点を持つと子どもとのコミュニケーションも変わると思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。