食事をしながら楽しむ「語彙を広げる言葉遊び?」

コミュニケーション力

最近の我が家のはやり。

食事をしている時に「反対言葉ゲーム」。

年長の息子がどこからか仕入れてきて、最初に食事の時間にやり始めたのがきっかけ。

「お肉美味しい🎵」は、「お肉美味しくないね!」や「お肉不味いね。」と言い換える。

「そこのコップ取って!」は、「そこのコップ取らないで!」になる。

「今日は〇〇ちゃんと遊んだよ!」は、「今日は、〇〇ちゃんと遊ばなかったよ!」となる。

なぁんだ、反対言葉じゃなくて否定形に変えるだけじゃない。何が面白いんだろ?って思いますよね。

自分も思ってました。最初。

ところが、やり始めると意外と難しいし、子ども達の方が上手だったりする。

何より、考えながらしゃべるし、相手の言葉尻にも注意を払うので聞く集中力も必要。そして、子どもは自分が反対言葉を言いたいものだから、一日の園や学校での生活を思い出してエピソードを語ろうとします。

要は、脳を刺激していいコミュニケーショントレーニングになるなぁと思ったんです。

意外と反対言葉って知っていそうで知らないんですよね。子どもって。

だから、こういった場面で言い換えてあげるのは語彙を広げてあげるのは大事なこと。「上る」の反対は?「行く」の反対は?

単なる遊びなので、「上らない」、「行かない」でも全く問題ないです。

余裕があれば、「坂を上らなかったんだ!」の後に、「ということは、坂を下ってきたってことかぁ。」とジェスチャーを交えて言い換えたり、「休み時間は楽しくなかったんだよ。」の後に、「そうなんだ、つまんなかったんだね~。」とさりげなく言い換えてあげたりしています。

これの反対言葉はこれだよ、って毎回言っていると会話がスムーズにならないので、できる時だけ言い換えてあげてます。(会話が難しいので本当に言い換えてあげられる機会は少ないです。)

まあ、一番の目的は食事中の会話を楽しむことなので、気楽にやっています。間違えた時は、みんなで大笑いしたり、別の言い方を考えたり、なかなか楽しいですよ!初めは。

だんだん大人の方が飽きてきますが、なるべく付き合うようにしています。

というのも、語彙の多さは学力に直結していると考えているから。

これも「子育ては投資」という考え方につながります。学校のテストは教科の知識量を計る指標なので、広い意味での学力のほんの一部分です。

それに比べ、語彙力があると表現力、理解力が高まります。それは長い目で見て学校のテスト以上に大事な力だと思います。

語彙は時間をかけてインプット・アウトプットを積み上げていかないと身に付きません。そして、アウトプットには会話をするのが一番!

だからこそ、ちょっと面倒だなぁと思ってもなるべく楽しむようにしています。

みなさんのお家では、食事中どんな会話をしていますか?

是非教えて下さい!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。