我が家は銭湯や温泉などによく行くんですけど、そこで同じような子連れに出会うことも多いです。
仕事柄もありますし、自分の似たような状況ということもありますし、自然と目が行ってしまうんですね。
そして、たまにではありますが、どうしても「それはどうかなぁ?」という姿を見ることがあります。
それは、親が子の体を洗ってあげていること。
しかも、かなり丁寧に・・・・。
いやいや、別に人様に迷惑をかけているわけではないので、悪いことをしているのでもないし、その行為を否定もできません。
ただね。
もう小学生でしょ?っていうレベルの子どもの身体をお父さんが上から下まで丁寧に洗ってあげているのをみると、ちょっとね・・・・。
脱衣所で身体を拭いてあげるとか。
服を着させてあげるとか。
そういった光景も見られます。
そんな光景を目の当たりにした時、自分でやらせなさいよ!
って思っちゃうんです。
そして、この子は他の場面でも他人の力をあてにして生きていくのだろうか?と。
ちょっと心配になってしまいます。
アナタが心配することじゃないよ!とツッコミが入りそうですが、まあここは個人の考えを発信する場なのでもうちょっとお付き合いください。
ちょっと前にこんな言葉に出会いました。
「人は自分で乗り越えた壁の分だけ強くなる」
つまり、自分でできることは自分でやる!っているのは当たり前!
「できそうなこと」
「困難な事」
これらを自分の力で乗り越えるから、成長があるんです。
だから、身体を洗う程度のことは自分でやる!
親は我が子に、「自分でできることは自分でやりなさい」と諭すべきだと思います。
しかも、大衆浴場って子どもにいろいろ教えるチャンスじゃないですか?
家の風呂と違って、洗い場が沢山あるから横並びに座れる。
こうやって体を洗うんだよとか、タオルはこうやって使うんだよとか、手本を示しながら教えることができる。
自分もそうやってきました。
最近、銭湯やお風呂に行っていないなぁって方、多いと思います。
特に小さい子を育てている家庭では。
そんな小さなお子さんを育てているご家庭も、もう少し大きくなったら是非、大衆浴場に行ってみてください。
銭湯や温泉なんかは、子どもに社会を教える絶好の場所だと思います。
近くにそういった施設が無いんだよなぁという方もいるとは思いますが、一か月に一度、いや季節に一度くらいはちょっと遠出してでも家族で出かけてみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。