幼稚園児、一人でご飯を炊く

日常の何気ない話題

先日、6歳の息子が夕食に出てきたチャーハンじゃなくて、白いご飯がいい!と駄々をこねた。

珍しいなぁと思ったが、考えられる理由は1つ。

珍しいふりかけ(子供用)を手に入れたので、それを使いたかったからだと思います。

冷や飯を使い切ってチャーハンにしたので、もちろん白いご飯はない。その事実を知っても駄々をこねるので、「じゃあ、自分でご飯を炊きなさい!」と言ってしまいました。つい。

すると、ちょっと考えて「じゃあ、そうする!」と。

思いもしなかった展開に、母は「絶対手伝わないからね!」と言って更に、「自分だけ食事が遅れるんだから自分の食器は自分で洗ってね!」と怒り気味。

自分が提案をしたので、再確認。

「全部、自分でやるんだからね?それでもいいの?みんな食べ終わって一人になるよ?」

息子「うん。やる。」

そんなにふりかけご飯が食べたいんかい!!

不安そうな表情も見せていたので、やっぱりやめるかなとも思ったが。(半ば引けなくなっているのもあるのかな?)

我が家の米は炊飯器ではなく、ルクルーゼで炊いています。もうかれこれ2年くらいこのスタンスです。

時々、子ども達も米を研ぐのを手伝ってくれていたし、研いだお米をおおよそ火にかけ、後はアレクサにタイマーをお願いして待つだけなので、米を炊くイメージはつかめているようです。

水の分量と、火加減は分からないので、口頭でアドバイスしましたが、あとは全部自分でやりました。

ふりかけご飯が食べたいというよりは、後に引けなくなってこれなら最後までやってやるぜ!って感じだったのでは?と思いました。

もし仮に、米びつからお米をぶちまけてしまったり、ルクルーゼを落として割ったりしてしまったり、そんなことを母は心配していたのでしょうが、ここは私が全ての責任を負うと見守りだけしました。

手の届かない所になる計量カップは、自分で椅子を運んできて取り、重たい米びつも慎重に降ろし、食器の用意から片付け、食器洗いまですべてこなし、最後の残った米も保存用のタッパーに入れて冷蔵庫に保管もしてくれました。

このような対応が良いかどうかはわかりません。

母の作った料理を食べずに自分で食べたいものを食べるという考えは、確かに教育上良くないことかもしれないです。

でも、今回のことは私のつい言ってしまった提案なので私が責任を取ろうと見守りました。結果、息子の「やる!」と言ったことは成功したのでよかったのですが、子育ては連続していくもの、この成功体験と先の反省点を次の機会に生かしていかなければならないと考えています。

次に同じようなことがあったら?

たぶん、「自分でやりなさい!」とは言いません。

「確かに、前回は自分で全部やって凄かった。でもね、あれは〇〇が一人じゃできないって思ったからつい言ってしまったんだ。そこまでできる力があるのだったら、作る大変さも分かったでしょう?作ってくれた母ちゃんの気持ちを考えよう?」

と、こんな感じで話すことができると思います。

正直一人でご飯を炊くのなんて無理だろうと思いましたが、やり遂げられて凄いと思いました。子どもって、思っている以上に成長しているんですね。

たしかに、子どもの頃「俺だってやればできるはずだ!」なんて思っていたこともありました。自分が子どもの時、子ども扱いされると嫌な時もあったなあと。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

そうそう、ルクルーゼでお米炊くのおすすめですよ!

炊飯器よりも美味しく炊ける感じがします!