先日、こんな言葉に出会いました。
「人は、経験の積み重ねでできている」
日々、生活して色々な経験をしていくうちに、考え、学び、身に付け、そして内面的にも身体的にも形作られていく。
もともと持っていた遺伝的な要素もあるけれども、半分くらいは経験的要素も影響しているという話もある。
私は、どっちかというと経験的要素は結構重要だと考えている人間です。
仕事柄、子どもに接する機会が多いのですが、やっぱり子どもの集団を見ていて差を感じる場面は、経験の有無です。
子どもをできる、できないで評価はしませんし、できないから良くないとも思いません。
そもそも、人間には誰しも得手不得手があるので。
でも、子をもつ親の立場になると、少しでもよりよく成長して欲しいという願いがでてきます。
このできる、できないというのは目で見える技能的な部分。
そして、目に見えない内面的な部分でも、同じように経験の差を感じることも多くあります。
コミュニケーションの仕方だったり、考え方だったり、言葉遣いだったり。
つまり、今回のテーマの「経験」というのは、言い換えれば「家庭での過ごし方」なんです。
どのような、過ごし方(経験)を積み重ねていくかで、人(子ども)の将来が変わっていく。
まあ、当たり前っちゃあ、当たり前ですけどね。
将来がどうなるか、誰にもわからないですし。
でも、子どもの成長期にしか経験できないことを経験するのとしないのでは、何となく将来がどうなっていくのか、予測できると思いませんか?
知識や技能の吸収率が高い時期と、成人してからでは、同じ学ぶという行動でも効率が違いますよね。
だから、経験という名の家庭での過ごし方って大事だと思うんです。
「人は、経験の積み重ねでできている」
そう考えると、自分の家庭での過ごし方や振る舞い方など、どういったものがいいのかなぁと見直すきっかけになります。
では、具体的にどんな経験、どんな過ごし方をすればいいのか。
考えてみたいと思います。
が、続きは次回にします。
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