前回、親子のコミュニケーションについてちょっとぼやいた感じの記事を書きました。
今回は、それに関連したこと。
親子のコミュニケーションです。
「うちの子全然話を聞かないよ!」ってお母さんが嘆いていました。
まあ、ちょっとした愚痴なのでしょう。
なんだかんだ言って大したことないのでしょう。
そんな中にも、いやいや!
大した事あるって!
全然ダメだって、うちの子。何も入っちゃいないよ、私の話!
っていう事例もあるでしょう。
今回はそんな後者の事例に関して、こんなコミュニケーションはどうかな?という提案です。
ではいきます!
子どもに限らず、人は人の話を聞くのが苦手なんだそうです。
苦手というより、自分が話したい!という方が強い生き物。
なぜなら、人は人に認められたいから。
だから、子どもにとって親の話を聞くよりも自分の話を聞いてもらいたい!とか、見てもらいたい!って生き物なんですね。
じゃあ、そんな生き物(失礼な!)に対して、どうしたら聞く耳を持ってもらえるのか?
「コラァ~!聞けや~!」と怒鳴っても効き目がないのは、もう承知していますね?
(でも、こういった感情を表に出すことも時には必要だと思いますが。)
一番いいかなと思うのは、「語り」です。
そう!
失敗談や武勇伝など!
こういった話は一番人が聞き入りやすいもの!
※武勇伝は扱い注意ですが。後に解説します。
パパはね・・・・。
という自分の親が主人公の世界に一つだけの失敗談。
これを面白おかしく話すだけで、子どもはそういうことは避けた方がいいんだという思うようになりますし、なにより!
聴いてくれます!
親の話をね。
そして、こういった語りを入れたうえで、日々の小言を最小限にするんです。
ほんと!
騙されてと思ってやってみて下さい。
その人にしか語れない物語、しかも自分の大好きな親であればなおさら。
(じいじゃん、ばあちゃんも同じ!)
ただ!
これはあくまで漢方薬!
じっくり効いてくるので長い目で見守りましょう!
そして、武勇伝は注意!
なぜなら・・・。
①誇張しがち。
②自慢が過ぎると子どもでも聞きたくなくなる。
(謙遜くらいの方が子どもは興味を示す。もっと凄いのかな?と期待が膨らむから。)
③子どもにも同じモノを求めてしまうから。
あくまで、小出しに。
子どもが、「すっげ~!」って思う程度に止めておく。
多くは語らずその想いのままにしておけば、親のいろんな言動にプラスの効果が加わります。
「あのすっげ~父ちゃんがいうのだから」と。
というわけで、コミュニケーションについて語ってみました。