親から子へ伝えるモノ。
世の中の常識ことだったり、知識だったり、知恵だったり、技能だったり、いろいろありますが、これらは総じて言葉で伝えていますよね。
自分の感覚では、「伝える=言葉」って解釈している人が多数な気がします。
つまり、子どもに言葉で伝えれば理解できると思っていたり、言葉で伝えるという方法しか知らなかったりということです。
言葉で何かを伝えるのは基本だし、それが土台になるのは間違いないですが、子どもにはそれだけでは不十分だと思います。
それは、語彙力と経験が大人と比べて圧倒的に少ないからです。
今日はどんな話題なのかというと、子どもへ伝えたいことはモノを使ってみよう!ってことです。
「伝えたいこと×モノ」
この組み合わせ。
たとえば、正々堂々っていう概念は子どもにとって難しい!
もしくは、卑怯なことってどんなこと?
こういったことを伝えるのは言葉だけでは限界があります。
というわけで、マンガというモノの力を借りることにします。
事例①
「正々堂々・卑怯 × ドラゴンボール」
子どもが年長・小2という年代だったので、テレビアニメを紹介しました。
マンガやアニメから生き方や考え方を学んだ大人世代は多いことでしょう。
私もその一人です。(ただ、最近のマンガはほとんど読んでないので分からないです。)
思っていた以上にストーリーにハマり、主人公の清い心?に共感を得られたようです。
「悟空はぜったいズルしないんだよ。」
「相手はいっぱいいて、ズルだ。」
「〇〇は最初は悪い奴だったけど、最後には良い奴になったよねぇ。」
こんな風に、正々堂々や卑怯という言葉ではなくとも、ストーリーを通して理解ができるわけです。
こういった時に、正々堂々戦うってドラゴンボールでいうところのあのシーンだよね!なんて話してあげるだけで、一発で概念を掴むことができます。
私はたまたまドラゴンボール世代だったので、ドラゴンボールがもっているチャレンジする精神や、探求心、正々堂々、卑怯などを伝えたいと思い、子ども達に見せました。
最近では、アニメが再放送された「ダイの大冒険」も見せてみました。
ハマりました(笑)
もう少し大きくなったら、スラムダンクかなぁ。
おすすめのマンガありましたら、ぜひ! 教えて下さい!
お願いします!
そして、マンガだけでなく「本」も少しずつ紹介していきたいと思います。
さて、伝えられるのはマンガだけではないと思います。
同じような感じになってしまいますが、映画もいい!
事例②
「ユーモア × 映画」
マンガと同様、最近のはほとんど見ていないので、昔見た映画を一緒に見ることにしました。
内容は、子どもも楽しめそうなコメディ要素のあるもの。
「ホームアローン」
「ゴーストバスターズ」
「クールランニング」
「バックトゥザフューチャー」
こういった映画では、ちょっとした人と人とのやり取りが面白いシーンが沢山あり、子どもって一回見ただけで台詞まで覚えてしまうんですね。
よく覚えてるね、と言うと、「だって、面白いんだもん!」と返ってきます。
こうやって、ユーモアというものを学んでいくことができます。
会話の中の「冗談」って、なかなか説明しづらいじゃないですか?
こういった、映画を通して冗談のニュアンスも理解しやすくなると思うんです。
事例③
「生き方 × 体験」
言葉で伝えるよりも、まずやってみる!
そうすることで、楽しい、難しい、きつい、面白い、得意かも、自分に向いているかも、もっとやってみたい、などなど色々なことを感じることができる。
スポーツでも音楽でも、遊びでも、何でも一緒に体験してみましょう!
「スポーツ全般」
「サッカー観戦」
「キャンプ」
「スキー」
「楽器」
「絵画」
「工作」
「料理」
「裁縫」
親が子どもに、何を伝えたいか?
これが大事だと思います。
単に、親がやらせたという気持ちだけだと、子どもは乗り気になりにくいです。
「楽しさ」を伝えたい。
「できる喜び」を伝えたい。
「達成感」を伝えたい。
「勝利する喜び」を伝えたい。
などなど、こういった伝えたいモノがあってこそ、親子の間でコミュニケーションが生まれるのだと思います。
というわけで、今日は「子どもに伝いたい想いは、何か共有できもモノがあったほうがいい!」というお話でした!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
ご意見、感想などいただけたら嬉しいです!