デジタルな時代を生きていくこれからの子どもたちのために、親である私たちができること。

コミュニケーション力

私はアラフォーなので、ちょうど高校生から大学生くらいの時にパソコンが導入されました。

当時は、父が仕事の延長のようなもので組み立てて何か作業をしていたような記憶しかありません。

それから間もなく、インターネットが普及して自分のパソコンも手に入れました。

 

 

今では、パソコンが当たり前にあって毎日のように触れて、もはや無くてはならない生活の一部になっています。

そして、生活の一部と化しているのはパソコンだけでなく、スマートフォンやタブレット端末も加わっていて、もはや生活の一部というよりも人と一体化しているような気もします。

 

 

だから、この状況は現在普通の状態なんですが、最近、「スマホ脳」という本を読んで、私はとても危機感を抱きました。

 

 

それは。

  • 無意識のうちに、時間を奪われていること
  • 集中力という力を失っていること

 

 

私達アラフォーはこういった便利な機器を後から手にした身なのに、無意識のうちにこういった機器に取り入れられてしまっています。

それに比べ、今の子供たちは生まれながらにスマートフォンやタブレット、パソコンに囲まれた環境にある。

しかも、大人が教えなくてもどんどん操作を覚えていってしまう。

小学校では、一人一台タブレット端末が支給され、家で自由に使える。(ネットやアプリの制限はありますが。)

 

この状況に何も疑問を抱かないというのが悪いというわけではありませんが、私は先ほどの本を読んで、確かにそうかもしれないと思いあたるふしがあったのです。

 

 

数か月前、弟に、いつもいつも何かにかけてスマートフォンを触っていることを指摘されました。

確かに、テレビを見ていてCMの間。

会話の話題が途切れた時。

何か行動の切れ目の時。

スマートフォンでメールや情報をチェックしていました。

 

最初は指摘されても、何とも思いません。

自分は、隙間時間を有効活用しているつもりだったんです。

 

 

でも、先ほどあげた危機感は、「時間と力」を奪われていると書きました。

その通りで、情報収集は目的もない大した情報ばかり流し見しているだけ。

メールチェックも複数回同じ文面を見たり、DMを見たりしているだけで、結局無駄な時間を過ごしている。

その結果、目の前の家族との会話に集中しようとしていない自分がいたんです。

つまり、スマートフォンに依存傾向にあったわけです。

 

 

自分がこんな状態だったら、子ども達の未来はもっと危険だ!というのは容易に想像できます。

だから、まずは自分を変えなきゃいけないと考え、最近は行動を改めました。

子ども達だけ色々制限をかけても効果はありません。

家族内でルールを作り、それを習慣化していくことが大事です。

 

そして、子ども達がまだスマートフォンをもっていない今だからこそ!始めるチャンス!

だと思っています。

 

 

私が考えた今できること。

  • 20時には、原則テレビを消す
  • 20時以降はスマートフォンに触れない(今は大人だけ)
  • スマートフォンの置き場所は、手の届きにくい所へ
  • スマートフォンを持ち歩く時はポケットではなく、鞄の中

 

 

ポイントは、スマートフォンとできるだけ距離をおくこと。

スマートフォンは肌身離さず持っているだけで、脳が集中力を削がれてしますそうです。

詳しくは、本の読んでいただければと思います。

 

それから、デジタル機器に触れない時間を作ること。

とくに、デジタル機器に触れない時間は夜の寝る前にしました。

これは、睡眠の質を上げるためです。

テレビを切る代わりに、会話を楽しんだり、本を読んだり、カードゲームをしたり、一緒にお風呂に入ったりして過ごします。

 

 

まずは、家庭内でこういったことを習慣化していこうと思います。

いつかスマートフォンをもつ我が子のために、今からできる投資は家庭内での環境調整!

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

ご意見、感想などいただけたら嬉しいです。