今日は、我が家の出来事の話題です。
他の家とくらべると、たぶん、うちは「ゆる~い」です。
何が?って。
きまりというか、ルールというか、子どもに「~しちゃダメ!」っていうのが少ないと思います。
(それが良いか悪いかはおいといて・・・・。)
夕食後、捨てる予定で片付けてあった段ボールを見つけて遊びだす息子。
息子「これ、いらないんだよね?」
私「あ、ああ。」
始めは中に潜り込んで、キャタピラーのように遊ぼうと思ったようですが、大きさが合わなかったようで。
もうあきらめるかなぁと思ったら、今度は何か探し始める。
息子「さっき、ガムテープ使ってたよね?どこ?」
私「あ、テーブルの上だよ。」
(先ほど荷物の包装をするとき、ガムテープを切るお手伝いをしてもらっていたから閃いたのか?)
すると、どこかの宅配便やさんか?って感じで段ボールを組み立て始める。
でも、そう簡単にはいきません。
数センチ程度のガムテープを切るのは簡単なようでしたが、段ボールの底をカバーできる長いテープを切るのは難しい。
手に絡みついたり、テープ同士がくっついたり、何度も失敗している模様です!(笑)
「(おいおい、ガムテープもったいないじゃん!)」
とりあえず、様子を見ます。
失敗が重なってちょっとイライラし始めました。
「(お?騒ぐか?デキナ~イ!って。)」
親の視線には気が付かず、考えています。
そして出した結論は、短いガムテープ少しずつ貼っていくでした。
なにやら、頑丈にするためなのか、同じ場所にいっぱい貼っています。
「(おいおい!そんなに貼ってどうすんの?もったいないじゃん!)」
そして、完成!?
息子「見て見て~🎵 車~🎵」
自分で作り上げて満面の笑み。
そういえば、以前(もっと小さい頃)段ボールに入った子どもを引っ張ったり押したりして、遊んであげたことがあったのを思い出しました。
息子「ねぇねぇ、後ろから押して!」と、言われなくてよかった。
さすがにもう重くて大変だよなぁ。
今回は、作って満足だったようです。
何も言わないというのが良い!ということが言いたいのではないですが、自宅ではある程度子どもがやりたいことを自由にできる環境を整えた上げたいと考えています。
たしかに、失敗したガムテープが散らかり、物は増えます。(段ボールの作品は邪魔ですねぇ。)
でも、達成感や自分で作り上げた自信、知恵は獲得できたと思います。
このように、デメリット(散らかる、かさばる)とメリット(達成感、自信、知恵などの獲得)を比較し、後者のメリットを取ることが、子育てにおいての長期目線の投資だと考えているわけです。
もちろん、この考えが正しい!と主張するわけではないですが、私たちは子どもにとって何が本当に良いものかを考えながら接しているので、ちょっと興味をもってもらえたら嬉しいと思い、こうやって発信をしています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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