子どもを公園へ連れて行こう!【その1】

子育てに関する考え方

幼少期には、積極的に公園へ行きました。

近隣の公園マニアか!ってくらい自分は公園を調査したものです。

さて、みなさんは子どもを公園へ連れていくときにどんなことを考えていますか?

めっちゃ変な質問ですね。。。

子どもを公園へ連れていくときって、子どもを遊ばせたいからに決まっていますよね。

自分は、ちょっと変わっていて、子どもを公園へ連れていくときには、ある目的や目標を掲げて行くことが多かったです。

目標?

それは、「〇〇(遊具の名前)を経験させたい」という親が子どもに求める目標です。

言い換えると「手で棒を掴んで体を持ち上げるという動きを経験させたいから、ジャングルジムをやらせたい」って感じかな。

公園の遊具っていろいろな種類があって、それぞれ違った技能が必要だったり、複合的な技能が必要なものがあります。

幼少期は、運動技能を習得するというよりも、動きのバリエーションを増やすことが大事。

その動きのバリエーションを少しでも増やせるように、公園へ行くときには「アレ(ある遊具)をやらせてあげたいなぁ」なんて思っているんです。

でも、これって間違えると、勉強を強いる親と変わらない。

だから、あくまで親の目的が先行しなうように気を付ける必要があるんです。

ようは、強引にやらせずに何となくやりたくなるように仕向けるってこと。

強引にやらせると・・・、子供がやらされている状態になるわけでして・・・。

よく、「ホラ、最後までやりなさい!」なんて指示をして強引な方々もいます。

どうみてもできそうにない子に、「頑張ればできる!ホラ、こうやってやるの!」と言って、具体的な体の使い方のアドバイスもなく、無理やりやらせている大人もいます。

「やらせる」というのは、私はあまりよくないと考えています。

その理由は・・・

  • やらされるのは外発的動機付けの要因が強くなる。(とりあえず言われたことだけやるようになる)
  • その結果、指示に従うことに慣れ、自主性が育たない。(チャレンジ精神に欠ける)
  • 何より、言われたことをやるのは楽しくない。(次からやらなくなってしまう。)

では、どうすればいいか。

  • やりたくなるように、一緒にやる。(楽しそうに演じる)
  • やりたいものをやらせ、助けが必要な時だけ手を貸す。(失敗や出来ないのは責めない)
  • とくかく楽しくなるように声をかけ、褒め、励ます。(忍法口車!)

もちろん、このやり方は手間と時間を要します。

特に、すぐに興味をもってくれるとは限らないので、忍耐も必要かもしれません。

つまり、その気にさせる!ことができるかどうか!です。

そのために、一緒になって楽しそうに演じ、失敗や出来ないのは責めずに目をつぶり、忍法口車でのせまくるのです!

それって・・・。

メッチャクチャ疲れますよね!

でも、そこが子育て大事なところなんだと思います。

子育ては長期投資だから、今の現状よりも先の未来を見据えて。

幼少期に大事なのは、技能の習得よりも動きのバリエーションを増やすこと。

動きのバリエーションを増えれば、おのずと技能も高まってくるはず。

今、小学2年生と幼稚園の年長の2人の子供がいますが、あらゆる形式の遊具を経験してきたので、アスレチックなどの初めて出会った難易度の高いものも難なくこなしてしまいます。

幼少期からの積み重ねは、とっても大きいと感じます。

子どもを公園へ連れて行こう!シリーズ化して記事にしていこうと思いますので、是非これからも読んでくれたら嬉しいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。