長所と短所は裏返し!
ってよく聞く言葉ですよね。
飽きっぽい性格なんだよなぁってマイナス面に考えていても、それを裏返せば切り替えが素早くできる。
そんな長所に変身する。
見方、捉え方の問題じゃない?
まあ、そうなのですが、今回は子どもの長所や短所をどう考えていくか?という話題です。
いきなり長所が〇〇で、短所は✖✖で・・・・という前に!
最初に考えなければならないことがあります。
それは、長所と短所には外面的な部分と内面的な部分があるらしいのです!
どういうことかというと・・・・。
●外面的な部分
知識や技能面。
ある事柄や要素についてよく知っている(知らない)だとか、特定の運動ができる(苦手)、楽器が弾ける(センスが無い)などなど。
要は、「好き」や「嫌い」という感情に裏付けされたものですね。
●内面的な部分
性格や精神面。
先ほど例に挙げた、「飽きっぽい」ってやつですね。
裏を返せば、「切り替えが早い」。
その人の行動を裏付ける行動の指針になるようなものも入るのではないでしょうか?
こういった2つの側面があるのだということを認識しておくと、子育てにおいても大変役に立ちます!
(たぶん)
それで、なぜ?
このように2つに分類したのか。
別に、分類しなくても長所は伸ばす!短所は改善する!
でいいじゃないか!
おっしゃることはごもっともなのですが、この2つにはちょっとした違いがあるんだそうです。
それは・・・・。
●外面的な部分の長所は伸びやすく、短所は改善しにくい。
●内面的な部分の長所と短所は関係している。
これで分かりましたか?
そう!
伸ばし方が違うんです!
外面的な部分に関しては、苦手なものをいくら強いても伸びることはあれ、親が期待するようなレベルまで伸びるかは疑問だということ。
それに対し、「好き」や「興味」が土台となった部分に関しては、親もびっくりするほどの知識を持っていたり、飛躍的に技能を伸ばしたりということがあるわけです。
また、内面的な部分がよく言われる、「長所と短所は裏返し」になっているということです。
この内面的な部分では、短所の部分に関して自分で反省する(自己批判)を繰り返し、それを改善しようとすることで、長所が伸びていくと考えられています。
つまり、子どもの「長所と短所」に向き合う時、どうすればいいのか?
①子どもの「好き」「やってみたい」は全力で応援し、出来ないことには目をつぶる。
②子どもの性格や精神から湧き出る「よい行動」を積極的に認め、改善が必要な部分には寄り添って(ここはどうやってやればいいのでしょうかねぇ・・・。)あげ、一緒に考えてあげる。
②は具体的にどうすればいいのか、私も思案中です。
どうしても我が子に対すると、感情的になってしまう部分があるんですよね。
子育てって、考えると難しいですね・・・。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。