親や教育者に必要なもの

子育てに関する考え方

子育ては種まきに例えることができると思います。

 

 

種を蒔きます。

でも、100%の確率で芽が出るということはありません。

 

 

これは、子育てにおいても同じです。

子どものためと思ってやってことでも、100%効果を発揮するとは限りません。

 

 

出てこない芽もあれば、育ちが悪い芽もあるわけです。

 

 

 

つまり、何が言いたいかというと、まずはこの事実を受け入れる!ということです。

この事実を受け入れた上で、次のことも理解する必要があります。

 

 

それは!

 

 

芽が出るまでには時間がかかる!

草丈が伸びるまでには時間がかかる!

花が咲くまでには時間がかかる!

実がなるまでには時間がかかる!

 

ということ。

当たり前ですよね!

知っているよって突っ込まれそうですが、頭では分かっていても実際にはそう考えられない方が多いんですよ!

 

 

我が子が思い通りにならない!と嘆いている方。

今はまだ、芽が出ていない状態。

だから、信じて待つしかないんですよ!

 

 

もちろん、何もしないわけじゃないですよ!

ちゃんと毎日、価値を伝えるという水を与え、笑顔という太陽で包んであげる。

 

 

そうやって長い目で見て、子どもと向き合っていくんです。

それで芽が出ないこともあるでしょう。

それは仕方のないことです。

世の中すべてが思い通りになるわけではないからです。

 

 

種を蒔き、水を与え、太陽で包み、信じて待つ。

これが親や教育者に最も必要なことなんじゃないかなと思います。

 

 

そして、ちょっと利己的な言い方をすれば、種まきは「投資」になるわけですね!

子育ては自分のためにやっているわけではないですが、子どもがよりよく成長していくためには、育っていく環境は大きいと思うんです。

この「投資」の意味は、子どもにとって将来よりよい花や実をつけるための体験という意味。

 

 

さて、自分の子育てもそろそろ10年を迎えようとしています。

 

今までの蒔いた種。

投資してきた時間や体験。

 

 

どういった形で花開くのか?

もう開いているのか?

 

 

目に見えない花や実もあることでしょう。

 

 

でも、できることは、種を蒔き、水を与え、太陽で包み、信じて待つ。

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。