何を言うかでなく、どう言うかが大切!

子どもへの声掛けテクニック

最近はハマっているYouTubeは鴨頭さん。

子育てというジャンルじゃないんですが、よく聞いています。

講演家という仕事で、ビジネスのことや人生に役立つことを発信されています。

 

 

 

その中で「何を言うかじゃなくて、どう言うかが大事なんだよ!」とおっしゃってました。

これは、社員教育について語られていたところで出てきた言葉ですが、もの凄くしっくりきました。

 

 

 

子育てにおいても、単に指示するだけ。

「~しなさい。」

「~やって。」

では、うまくいかなくなる時もあります。

子どものやる気を促すという観点でも、やるべきことをそのまま表現するのは手軽で最も簡単ですが、その分効果は期待できないことが多い。

 

 

自分の場合は、「~しなさい。」は極力避けるようにしています。

その代わりに、まずは「~しておいた方がいいんじゃない?」と疑問形にしてジャブを入れる。

相手が考えている様子だったら、「だって、やっておいたら残りの時間で〇〇できるじゃん!」とメリットを強調。

 

 

とまあ、こんな感じで子どもの判断に訴えかけるようにしています。

もちろん、失敗することも多いですが、自分で決めたことはしっかり守る傾向があります。

 

 

 

「宿題しておいた方がいいんじゃない?」

「いいの!後でするの!」

 

これは、「後でする」と子ども自身が決めたので、あとはグチグチ言わない。

言わなくても、先にやっておけばよかったと思えば次からアドバイスを聞き入れやすくなります。

もし、そう思わなければそれでいいんです。

 

 

どうしても親からすると、宿題は済ませておいた方がいいと思うのですが、我が子は違いました。

平日に関して言えば、寝る前の時間にしっとりとやるのが好きみたいです。

「宿題はやらなくていいの~?」

くらいの声掛けしかしてこなかったんですが、今や何も言われなくてもやることがほとんど。

 

 

一日を充実した時間にして、さああとは宿題をやって・・・・。

ってな感じなんでしょうか。

 

他には・・・。

「一緒に〇〇する人~?」(楽しそうに)

「これ、手伝ってくれたら嬉しいなぁ。」(手伝ってくれたら大げさにお礼の言葉を伝える)

「ねぇねぇ、片付けしたらみんなで〇〇しよう?」(片付けることが目的)

などなど。

 

 

 

「何を言うか、どう言うか」

でも、これって簡単そうに見えてそうでないんです。

 

直接的に「~しなさい!」という時って、すぐに結果が欲しい時じゃないですか?

すぐに結果が欲しいから、安直に強権的な態度で迫ってしまうんですよね。

 

 

それに対して「どう言うか」は、即効性はあまりない。

じわじわと効いてくるボディブローのようなもの。

 

 

これらは上手に使い分ける必要があるってことなんでしょう。

「どう言うか」

これは将来の子どもの「思考」に関わってくる問題だと思います。

「どう言うか」を考え、実践していくことは子育てへの投資でもありますね。

 

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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