想いを語る

子どもへの声掛けテクニック

 

こういう書き方をすると職業がバレそうですが(別にバレてもいいのですが)、仕事柄子ども達に自分の想いを語ることがあります。

※想い=こういう人になって欲しいという願い

 

 

そういう想いってこのタイミングで伝えよう!って計画的に進めることはほとんど無く、だいたい突発的なトラブルや課題に対してどう対処しようか?という時です。

 

 

こういったことって、子育てにも通じる部分があるけれども、なかなか面と向かって我が子とは話をしません。

でも、恐らく普段から一貫した考えをもって子育てをしているから、計画的でなくとも突発的に想いを語ることができるのではないかなと思ったので、ここでご紹介しようと思いました。

 

 

 

話したことは大きく分けて3つなのですが、ここでは1つだけにします。

 

 

 

まずは状況から。

 

 

簡単に言うと、対戦型のスポーツをやっていて揉め事が起きたんですね。

それだけでなく、お互いのチームを非難し合うようなことあり、尾を引いているような感じ。

今まで経験してきた中で考えると、今回の事例はそんなに大きなことではなく、放っておいてもいいかもと思いました。

 

 

でも、もともとトラブルが少ない比較的平和な集団だったので、これは少しテコ入れをしておいた方がいいかな?と思ったので、なにか話をしようと瞬時に考えました。

(瞬時っていても、15分ほど何をどう話そうかなぁとモヤモヤしていました。)

 

 

私は普段はちょっとふざけたり、適当な部分があるので、「ちょっと真面目に聴いてほしい。」と言うと、割と素直に聞いてもらえます。

(本当にありがたいですね。)

 

 

 

そこで、始めにこんな話をしました。

(要点だけまとめます。)

 

 

 

①人はラクな方に流れてしまう生き物。私のような大人もそう。いつも揺れている。

②そして、人は2種類の人に分けられると思う。

③課題や壁、問題、苦難に対面した時、文句を言う人。

④反対に、解決策を考えよう、実行しようとする人。

⑤文句や批判は誰でもできるし、ラク。インターネットの書き込みを見ていても同じ。

⑥課題や壁、問題、苦難に立ち向かうのは勇気がいるし、大変な部分も多い。

⑦しかし、将来、活躍できる人はどっちの人だろう?

⑧みんなはどっちの人間になりたいかな?

⑨私の想いは、問題(今回は揉め事)に対して、解決しようとする人間になって欲しい。

⑩少しでもそういった想いの人が増えてくれたら、きっと変わると思う。

 

 

 

もっといろいろと付け加えて話していますが、大まかな内容は上記の通りです。

 

 

 

真剣に、頷きながら聴いてくれる子もいて、こちらが想いを伝えようと力を入れて話すと伝わるのかなぁと思う瞬間でした。

 

 

とはいっても、なかなか人は変わりませんよね。

言葉を変え、タイミングを変え、継続していろいろな言葉を投げかけていこうと思いました。

 

 

 

少しでも、子育てに役立てれば幸いです。

 

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。