子育てをしていると、子どもの「苦手」なところって目に付きやすいし、親のいら立ちにもつながりやすいものです。
「苦手」なんだったら、今のうちに何とかしなきゃ!っという正義感?にもにた気持ちで、子どもに接していきます。
ここまではセーフだとしても、そのなんとかしなきゃ!という親のプレッシャーが子どもを追い詰めてしまうこともあるようです。
「自分は・・・ダメな子なんだ。」と。
そうならないように、「苦手」とは「できないこと」という捉え方を変えればいいんだ!ということを聞いたのでご紹介します。
「苦手」とは「体質のようなもの」と捉える。
「苦手」というと練習次第で克服できるもの。
「体質」というと治らないので、対策を考えるもの。
両者の違いは、本人に努力を求めるものと環境という構造に解決を求めるものという、根本的な違いがあるんです。
目が悪いからといって、どれだけ努力をしても見えるようにはならないので、構造的にメガネをかけているというのと同じです。
努力次第で克服できる「苦手」なものなのか。
そもそも、その子のもっている特性で、努力次第では難しい「体質」のようなものなのか。
この両者の見極めが大切!
もう少し具体例が必要ですね。
「片付けが全然できない!」という苦手さがあります。(我が子が)
そんな時、いくら言って聞かせても無理なようです。今のところ改善傾向ナシ!
なので、物を減らしたり家具のレイアウトを変えたり対応中です。
(でも、この苦手に関しては8割方あきらめ気味です。)
理由はコチラをご覧ください。
↓↓↓
我が子の場合は、長所を存分に発揮した結果、部屋が散らかってしまうので片付けは週末にまとめてやるとか、そういった感じになりつつあります。
「やることをすぐ忘れてしまう!」という苦手さがあったとします。
きっとそれも、言って聞かせても効果はないでしょう。だから、構造的に解決を試みます。
本人の努力だけでなく、メガネをかけるように何かの力を借りるのです。
- やるべきことをリストのように書きだして見えるようにしておく
- スマホの音声アプリに録音しておく
- タイマーをセットする
- 時間になったらAIに教えてもらう(うちはアレクサがいるので)
- 習慣化できるよう日々のルーティンワークの中に組み込んでしまう。
などなど、ネットを探せばそういった対処法はいくらでも出てくるでしょう。
その他にも、「やりたいことがやめられない。」「すぐ物を無くしてしまう。」「話が聞けない。」「話が理解できない。」「落ち着きがない。」とあげ出したらキリがないでしょう。
こういったことは、努力次第で克服できる「苦手」な部分と、そうでない「体質」のような部分があると思います。
だから、親の育て方がどうのこうの!とか言われますが、もっと広い視野で見て、そういう「体質」なんだから、どうやって対処すればいいかな?って考えられるといいと思いませんか?
我が子の「苦手」を「体質」と捉える。
少しずつでも取り組んでみて下さい!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。