遊びって本当に子どもの成長を育んでくれる大事な要素なんですよ!
経験をしているか、そうでないかで雲泥の差が生まれる場合もある。
今回紹介する遊びは、技能面というより内面的な成長を促してくれるカードゲームです。
これらを経験して小学校の集団へ飛び込むのと、全く知らないで飛び込むのでは、前者の方が圧倒的に学校を楽しめると思います。
それは、これから紹介するゲームを通して以下の能力を伸ばしてくれるからです。
- カードを扱う手先の巧緻性(器用になる!)
- 負けた時の気持ちと折り合う(負けても嫌や気持ちをコントールできる!)
- ルールの大切さ(規律は大事ということを実体験で学べる!)
- ゆずり合い(対人関係において、ゆずることができるようになる!)
- 先を予測する力(繰り返す中で、先を見通すことができるようになる!)
- 数字の意味(数が絡むことが多いので、自然と数の概念を学べる!)
- 何より、家族のコミュニケーションの場になる(家族の楽しい時間が手に入る!)
カードゲームといっても、自然と興味をもつわけではないと思います。
もちろん楽しむことが第一なのですが、子育てという視点で見ると、親が積極的に導入して、興味をもたせてもいいと思います。
それでは、導入するおすすめ順に紹介します!
まず、1番目!
「神経衰弱」(トランプ)
これはかなり小さい頃から導入できます!
うちは2~3歳位からやっていたと思います。子どもの記憶力って凄いですから、大人もすんなり負けることがあるゲーム。
ルールが簡単なので、導入にはピッタリ。
でも、おすすめはトランプよりも「絵合わせ」が興味をもちやすくていいです!
こんな感じです。
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2番目。
「ウノ」
神経衰弱の次はウノ?
そう、ウノは始めはルールがいっぱいあって大変だけれども、覚えてしまえばそんなに難しくないです。
むしろ、同じ色を出せばいい!ということさえ分かっていれば、ゲームは進めらる
ここでかなり遊びにはルールというものがあるということを学べます。
4歳くらいからでも、ルールを簡単にすればできる!
(例えば、スキップやリバースは入れずにやってみるなどのルールの工夫をする。)
そしてウノはプラスチック製のものがでているので、私はそれにしました。
紙のカードだとクシャクシャにしてしまうことも多いので。

3番目は、「ぼうずめくり」(百人一首)

これは2番でもいいんですが、一発逆転で首位から転落なんてこともある遊びなので、ある程度負けるのにも慣れておいた状態がいいかなと思って3番目にしました。
ルールは単純明快で分かりやすいですが、最後まで結果が分からない面白さ。
ルールも様々な変更の仕方があるので、メンバーに合わせて柔軟にできます。
そして、4番目。
「ババぬき・ジジぬき」(トランプ)

これは、トランプの遊びと言えば?と聞かれたらほとんどの人がやったことのある神経衰弱にならぶあそびじゃないでしょうか?
簡単なルールで楽しめて、勝ち負けの要素を経験することができる。
手軽だし、みんなの共通言語でもあるし、やっておいて損はないゲームですね。
5番目は、「七五三(一休さん)」(トランプ)
トランプネタが続きます。
これは、トランプを裏返しで輪のように並べる。
1人ずつ、1枚めくって中央に表にしておく。
3か、5か、7が出たらそのカードの上に手を置く。
一番早かった人が、そこまで積みあがったカードを貰えるというゲームです。
詳しいルールはコチラのサイトで詳しく解説されてます。
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これをやっておくと、素早く反応するということに関しては、次のかるたにつながります!
6番目は、「かるた」です!
数字もそうですが、ひらがなにも触れておきたい!
文字だけを教えるよりも、こうやって遊びの中で文字を導入していった方が定着がいいと感じます。
50音をすべて覚えるというよりも、まずは自分の名前に使われている文字を覚える程度でもいいです。
だから、かるたを選ぶ時には、絵で内容がわかるものがおすすめですね!
我が家はアンパンマンかるたから始めたので、やりやすかったです!

そして、かるたは何と言っても「早く見つけた者勝ち!」という、今までのカードゲームにない興奮要素が加わっています。
こういったことを経験しておくのも大事!
以前紹介した「ヒットマンガ」もおすすめです!
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7番目は、「七並べ」(トランプ)

これはゲームとして楽しむだけでなく、数の概念を学習するという意味合いが強いものです。
やっておくと、今後のトランプのゲームにつながるだけでなく、数の理解が深まります。
ただ、マークの区別がつかないこともあるので、1・2回ではなかなか難しいことも。
でも、小学校に上がる前までには経験しておきたいですね。
8番目は、「スピード」(トランプ)

これは、楽しむというよりも勝負!という要素がつよいゲーム。
勝ち負けにこだわらずに、勝ち負けを楽しめるようになってきたら導入したいですね!
もちろん、数の概念を理解していないと難しい所があるので、しっかりと七並べなどで練習しておきたいですね。
9番目は、「そっとおやすみ」(トランプでできます)
これも、以前の記事で紹介をしたカードゲームです。
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家族でやっても、友達とやっても、絶対に盛り上がるカードゲーム!
詳しい説明は割愛します。
ルールは簡単で盛り上がります!
難しい要素があるとすれば、自分の手札を見ながら周囲の状況を観察しなければならないという、複数の事を同時に処理する能力が必要です。
でも、このゲームでそういった要素も鍛えられるかも!
最後。10番目は、「ワードスナイパー」

これは、ひらがな一文字からお題に関するものを連想する力が求められる、今までのゲームとは違った要素のゲームです。
頭の中にある知識?を、思い出す・探し出す作業なので、ゲームというよりは脳トレみたいな感じ。
小学校入学前くらいに導入してみるといいと思います。
ひらがなが少しずつ読めるようになってきて、学習への意欲が高まってきている。
言葉と物(イメージ)をつなげる効果もあるので、小学校入学までの事前学習にはピッタリだと思います!
私が買ったのは、通常?バージョンでしたが、もっと優しいキッズバージョンもあるようです!

最後に番外編です!
もう非売品見たいですが、ミールボーンズというカーレースのカードゲームがあります。

相手を邪魔しつつ、自分の車を1000マイル進めていくというカードゲームなんですが、いかんせん意地悪要素が強い。
なので、楽しいことは楽しいのですが、10選には入らなかったので番外編にしました。
我が子達はこのゲームは好きなので、時々やっています。
それから、ウノを使って麻雀の要素を取り入れた「ウンジャン」
これは、こんな遊び方もあるよと聞いて、やってみました。
ルールは一人七枚配られ、一人ずつ山札から一枚ずつ取って、一枚捨てるという感じで進んでいきます。
手札が、同じ数(色は何でもOK)が2ペア、3ペア、3ペアの合計8枚揃ったら勝ち!というゲームです。
幼稚園児でもルールが理解できて、たまにウンジャンやろうというくらいなので、割と面白いのかもしれません。
麻雀のように、数の並びの組み合わせもアリとか、同じ色で揃えたら点数が高いとか、2ペアを4種集めてもOKとか、様々なルールを追加できるのも魅力かもしれません。
ぜひ、試してみて下さい!
現代は、テレビ、ゲーム、インターネット、YouTubeなど楽しめるものが溢れかえっています。
何もしなければ、今回紹介したような体験は全くしないことも考えられます。
そんな機会損失はもったいない!
もし、時間が10分でもあるなら、その時間を子育てに投資してみませんか?
テレビなどから得られる知識も時には必要ですが、家族でコミュニケーションをとりながらたくさんの生きる力を自然と身につけられるはず!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。