子育て中のみなさん!
子どもに読み聞かせをしていますか?
ほとんどやっていないという方は、是非この記事から読んでみて下さい。
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やっていますか?読み聞かせ。もしやっていないなら、もったいない!
そして、今回は・・・。
子どもの心を引き付ける読み聞かせの押さえるべきポイント!【基本編】
前回の3つの基本の続きです。
まずは、基本編の復習から。
- ボリューム
- スピード
- タイム
声の大きさを変えたり抑揚をつけたりすること。
場面によって読む速さを変えること。
間を取って相手の反応を見ながら読むこと。
これらをマスターするだけでも十分読み聞かせが上手!と言われると思いますが、さらに上を目指して子どもを楽しませてあげたい!自分も楽しみたい!という方へ。
今回は、子どもの心を引き付ける読み聞かせの押さえるべきポイント!【応用編5つ】です。
早速、応用編5つの紹介です!
- わざと間違えて読む
- 「問い」をなげかける
- アドリブで登場人物の言葉を入れる
- 内容に合わせて自分の表情を変える
- 読み終えたら(読む前でも)クイズを出す
さて、読み聞かせを何度も何度もやっていると、余裕が出てきて、子供の表情や反応が見られるようになります。
基本編の「間」のことですね。
そこまで来ると、もう応用編が使えるようになってきます。
「間」を取って子どもの反応に合わせて、対話をしていくのです!
まず、一番簡単なもの「わざと間違えて読む」。
これは、読みなれた本で使うテクニックなので、事前にどこを間違えて読もうかと考えておくだけでOK!
例えば、「車で行きました」という文章があったら、「自転車で行きました」と変えてみる。
どこをどう読み間違えるかはそのとき次第。
あからさまな読み間違いで子どもからツッコミを入れられるもよし。
あれ?いま違った?と思わせるもよし。
このあたりの駆け引きをが楽しめるので面白いですよ!
二つ目は、「問いをなげかかる」。
実は、この項目が一番やって欲しいことというか、自分が大事にしてきたことでもあります。
それは、問いをなげかけることで子どもが思考をするからです。
もっと端的に言うと、勉強になるということ。
例えば、あるページを読み終えたら、思考するような問いをなげかけてみる。
「どうして〇〇さんは、✖✖って言ったんだろうね?」
「本当に〇〇は、✖✖したかったのかなぁ?」
「あなただったら、どうする?」
このように、文章にはっきりと表れていないものを問うて、子どもの思考を促します。
おそらく、始めはいろいろな反応を示すでしょう。
とんちんかんなことを言うこともあるだろうし、わからないことも多いだろうし。
でも、それでいいんです。
自分の頭で考えることが大事。
もしあからさまに違った意見を持っていたら、少しずつ、読み手(自分は)こう思うなぁと、やんわり修正をしていきます。
こうやって、読み聞かせ一つでいろいろなモノごとの考え方を勉強することができるんです。
この、読み聞かせの「問いをなげかける」ことをやっているか、そうでないかで、数年後の違いは大きなものになると思いませんか?
そして、三つ目は「アドリブで登場人物の言葉を入れる」。
ここからは、子どもを惹きつけるための面白テクニック。
慣れてこないとちょっと難しいです。
本文にない登場人物の言葉をアドリブで入れる。どこで、どんなセリフを入れるのかが難しい。
たとえば・・・。
座り込んでいる場面で・・・「あぁ、疲れたなぁ」
しかめっ面の主人公・・・「もう、あいつ全然わかってくれないし!」
台詞がなかった登場人物の表情から、言いそうなセリフをアドリブで入れます。
何度かやっていると、子どもが「この子は、〇〇って言ってるよ!」なんて言い出すこともあります。
先ほどの「問いかけ」を利用してもいいかもしれませんね。
「何て言っていると思う?」
「何て言いたいと思う?」
とか。
セリフを入れるだけで、グッと子どもの心を惹きつけることができるはず!
四つ目は、「内容に合わせて自分の表情も変える」。
これは簡単。かな?
痛い!という言葉の時には、痛そうな顔。
発見!というニュアンスの時には、嬉しそうな顔。
基本編の「間」をうまく使って、表情を見せるだけです!
完全に盛り上げテクニックですが、子どもは意外と読み手の表情も見ていて、反応してくれるのでとてもやっていて楽しいですよ。
特に、向かい合って読み聞かせをしているときに最も効果を発揮します。
盛り上げたい時には、そのシーンに会った表情を、もう顔芸と言っていいくらいやるといいです!
何家族か集まって、子ども達がたくさんいる時に読み聞かせするお父さんの技かもしれませんね。
そして最後は、「読み終えたら(読む前でも)クイズを出す」。
子どもってクイズが好きなんです。
読み終えてから、「〇〇がもっていたものは何でしょう?」と簡単なクイズを出してみる。
また、読み聞かせの前に「読み終わったらクイズを3つだすからね!」と予め言っておくと聞く姿勢が変わってきます。
聞く姿勢が変わるということは、物語をよく理解しようと行くことにもつながります。
この場合、絵から答えにを探すものと言葉(文章)から答えを探すもの、その両方に当たるものに分かれます。
これをどれにするかも読み手次第なので面白いです!
終わりに注意点です!
「やりすぎ注意!」
この上級テクニックをいつもやっていると疲れてしまうし、やりすぎると子供も飽きがきてしまいます。
ですので、たまに入れるくらいがちょうどいいです。
これらは、基本編の「間」が取れるようになったら使えるというテクニックが多いです。
つまり、相手の反応を見ながら、対話をしながら進めていく読み聞かせです。
だから、どの程度、どのテクニックを使っていくかを見極めながら進めていかないと、ただのおふざけの時間になってしまいかねません。
基本テクニックだけでも十分ですが、もっと楽しませたいと考えるのであれば是非挑戦してみて欲しいと思います!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!ご意見、ご感想などいただけたら嬉しいです。